【参照記事】
【J2：第12節 甲府 vs 横浜FC】レポート：堅守・横浜FCから2ゴールを奪った甲府。大きな課題である得点力があるチームへ前進する準備は整った。／J's GOAL


全ては２点目に。

33分。甲府MF藤田健がスライディングを交わし、横浜FC GK小山健二が少し前に出たのを確認し、即座にシュート。

バーを越えそうな角度で放ったシュートはドライブが掛かり、嘲笑うかの様にゴールネットを揺らした。

前半で２点目を取られ、後が無くなりつつあった横浜FCは守備の枚数を減らし、前線の選手を増やし、パワープレーに出るが、現在のチーム状態では２点以上を取り返す力は無かった。


再三、FWアンデルソンが個人技を魅せる。それに伴い、甲府守備陣はマークの枚数を増やし、封じに掛かる。それに乗じ、ノーマークの選手が出てくるが、チャンスを活かせず。

今後も、アンデルソンへのマークが厳しくなり、前線でノーマークの選手がふえる展開になるだろう。

次節以降、この展開をどう活かすか。

答えは次節か。それとも．．．。

【参照記事】
／J.LEAGUE
公式記録　２００８Ｊリーグ　ディビジョン２ 第１２節第１日　甲府vs横浜FC

／J's GOAL
Game Summary：2008 J2 第12節 甲府 vs 横浜FC（小瀬）
【J2：第12節 甲府 vs 横浜FC】ハーフタイムコメント
【J2：第12節 甲府 vs 横浜FC】安間貴義監督（甲府）記者会見コメント
【J2：第12節 甲府 vs 横浜FC】都並敏史監督（横浜FC）記者会見コメント
【J2：第12節 甲府 vs 横浜FC】試合終了後の各選手コメント
試合詳細データ：2008 J2 第12節 甲府 vs 横浜FC


甲府　２vs１　横浜FC
【GOAL】甲府：14分　FW27久野／33分　MF10藤田
　　　　横浜FC：73分　FW９アンデルソン
【交代】甲府：68分　FW27久野→MF７石原／76分　MF４山本→MF31林／79分　FW13前田→DF33輪湖
　　　　横浜FC：37分　DF７吉本→FW15長谷川／45分　MF18小野→FW20池元／49分　FW19難波→FW14?ﾞ永哲
【警告】甲府：86分　GK22桜井
　　　　横浜FC：53分　DF３八田


≪甲府：４－３－３≫
－－－－－－－－久野－－－－－－－－
－－宇留野－－－－－－－－－前田－－
－－－－－－－－－－－－－－－－－－
－－－－美尾－－－－－－藤田－－－－
－－－－－－－－山本－－－－－－－－
－－－－－－－－－－－－－－－－－－
－－吉田－－池端－－秋本－－杉山－－
－－－－－－－－桜井－－－－－－－－
Reserve　GK：21鶴田／DF：33輪湖／MF：７石原／31林／FW：18羽地


≪横浜FC：４－４－２≫
－－－－－－難波－－アンデルソン－－
－－－－－－－－－－－－－－－－－－
－－難波－－－－－－－－－－小野－－
－－－－－－－－－－－－－－－－－－
－－－－－三浦淳－－エリゼウ－－－－
－－－－－－－－－－－－－－－－－－
－－根占－－吉本－－八田－－中田洋－
－－－－－－－－小山－－－－－－－－
Reserve　GK：21岩丸／DF：22吉田／FW：14?ﾞ永哲／15長谷川／20池元

【参照記事】
【J2：第12節 甲府 vs 横浜FC】プレビュー：増えた仕掛けとシュートをゴール繋げることが甲府のテーマ。対応力の横浜FCのゴールをこじ開ける鍵は精度と質。／J's GOAL
[05/03]出場停止選手のお知らせ／J.LEAGUE

ＧＷ期間最後の試合。

ここを乗り切れば、一時強行日程の呪縛から解放。

とは言え、油断禁物。

１試合１試合の積み重ねが重要となる。


【甲府編】


≪SYSTEM：４－３－３≫
－－－－－－ジョジマール－－－－－－
－－久野－－－－－－－－－宇留野－－
－－－－－－－－－－－－－－－－－－
－－－－石原－－－－－－藤田－－－－
－－－－－－－－山本－－－－－－－－
－－－－－－－－－－－－－－－－－－
－－輪湖－－池端－－秋本－－杉山－－
－－－－－－－－桜井－－－－－－－－


基本的には前節vs草津とメンバーの変更無し。

連戦の疲労を考えて、MF美尾敦→MF石原克哉に。

3TOPのFW久野純弥、宇留野純のポジションを左右反対と予想。

この他にも若干のメンバー変更も予想できるが、一先ず。

【横浜FC編】
前節vs熊本に大量得点で勝利。

今節は「進化」と「真価」が求められる試合。

油断と慢心する事無く、自分達のサッカーを貫き通す事が大事である。


≪SYSTEM：４－２－３－１≫
－－－－－－アンデルソン－－－－－－
－－－－－－－－－－－－－－－－－－
－－滝澤－－－三浦淳－－－－難波－－
－－－－－－－－－－－－－－－－－－
－－－－－－根占－－エリゼウ－－－－
－－－－－－－－－－－－－－－－－－
－－太田－－吉本－－八田－－中田洋－
－－－－－－－－小山－－－－－－－－

基本的にはメンバーの変更は無いが、ポジションを１列前に配置する。

前節、ボランチで起用されたMF滝澤邦彦を左MFへ。FW難波宏明を右へ。

SDFだったMF根占真吾を本職のボランチに。

となると、問題になるのが左SB。

個人的にはDF太田宏介or小野智吉を配置したい。

が、DF吉本岳史を左に廻し、DF戸川健太or早川知伸をセンター起用が濃厚かと。

【参照記事】
第332回 (05/03)／toto


今回はローソンの締切り２０分前に購入。

結果は１５時頃に敗戦決定。

最終的には１４試合中６試合的中が最高。

購入した時点で何となく結果が分かってしまう自分が妙に虚しいと感じる時が度々。

【参照記事】
【J2：第11節 横浜FC vs 熊本】レポート：アンデルソンのハットトリックを含む5点のゴールラッシュで、横浜FCが快勝。熊本は過密日程に泣く。／J's GOAL


スコア以上に戦力や総合力の差が出た試合となった。


＞ゴールデンウイークの過密日程の中で、横浜FCは前節が休み。横浜FCが中6日で臨むのに対し、ロアッソ熊本は中3日。この日の5-0というスコアはもちろんコンディションの差だけが原因ではないが．．．。（J's GOALより　一部抜粋）


とは言え、「過密日程」によるコンディション低下は言い訳の一つにしかならない。

元々、Ｊ２は「過密日程」が暗黙（？）の了解。

Ｊ２を乗り切るには「自分達のサッカー」が出来るか。また、スタメンと控えの差を埋めていくかであると考える。


さて、横浜FCは大量得点による試合展開だったが、決して慢心・緩慢する事無く、落ち着いて試合を展開できた。

最終ラインは、前半途中から前掛かりになってきた熊本攻撃陣を冷静に対処した。

また、攻撃陣もFWアンデルソンの今季２度目のハットトリック。FW難波宏明、?ﾞ永哲の今季初ゴールもあり、収穫が多く、価値がある試合だった。

次節は６日。甲府との“降格組”対決になる。一つの進化と真価が問われる試合となるかもしれない。