先日、会社の上司から。

「YAMA君やご家族は気仙沼から出る気は無いのかい?」と質問される。

「両親の今後の事を考えると、それは無いですね。」と返答。

両親の事を前面に出したが、自分が地元を離れたくない言い訳なのかもしれない。

例えば、独り身だったら可能性が無いとは言い切れない話だが、何れにせよ安易に離れたくないのが実情。

幸いにも両親が健在な事を考えると、年配者でもあり、新天地でコミニュティを一から築き上げていくのは容易な事ではないし、今後も様々な問題が噴出するだろう。

また、震災後の地元の情報が入りにくくなる可能性もある。

地元に住んでいれば、友人・知人や親戚も居るので何とかやっていける。

震災前と比べると町並は大きく変わり、不便は感じるかもしれないが、「住めば都」。

後は、復興・復旧に向かっていくのみ。


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2011.05.05 岩井崎海岸・秀ノ山雷五郎像