【参照記事】
【J2:第38節 鳥栖 vs 横浜FC】レポート:今季初の逆転勝ちは、鳥栖の執念が呼び込んだ勝利。ミスが得点につながる内容でも、お互いに勝利への執念が随所に見られた。/J's GOAL
J1昇格を狙うチームとの勢いの差なのか。それとも...。
横浜FCはFWアンデルソン、難波宏明が退場及び警告累積で出場停止。FW?゙永哲がFW池元友樹とコンビを組む。
また、スタメンにはFW三浦知良、DF吉本岳史が復帰。更に、負傷明けの主将DF山田卓也、MF三浦淳宏がベンチスタート。
先制点は横浜FC。鳥栖MF鐡戸裕史のパスをDF吉本岳史がインターセプトし、鳥栖DFラインの裏へ走り込んだFW池元友樹へ。池元が落ち着いてシュートを放ち、28分に先制をする。
しかし、その7分後。GK岩丸史也がキャッチしたボールを6秒以上保持してしまい、ペナルティエリア内で間接FKを鳥栖に与えてしまう。このボールを素早く鳥栖FW藤田祥史がリスタート。横浜FC守備陣は戻り切れず、走り込んできたFW廣瀬浩二が蹴り込み、ゲームは振り出しに。
後半に入り、48分。鳥栖が藤田のポストプレーから、右SB長谷川豊喜のセンタリングと繋げ、最後は廣瀬がヘディングで、この試合2得点目を決める。
対する横浜FCは78分。途中出場のDF山田卓也が奪ったボールを左サイドの池元に送り、ミドルシュートを放つ。鳥栖GK室拓哉の手を弾き、空中戦になるが、FW御給匠のヘディングで再び同点。
しかし、前節vs熊本と同様に試合終了直前に決勝点を奪われる事となる。
86分。鳥栖は途中出場のFW金信泳からのボールをMF船谷圭祐が左サイドを駆け上がったMF高橋義希へ。高橋は一度、切り替えして、左足から放たれたシュートはゴール左隅へ。ポストに当たるものの、ボールはゴールネットを揺らした。
一つのミスが、一つの失点を呼び、最終的には一つの敗戦を呼ぶ展開となり、掴みかけた流れを保持する事が出来なかった。
第26節vs鳥栖から続く、連続失点試合数も12試合へ。
この試合、攻撃への手応えはあったが、守備に関しては前節以前から修正した気配が感じられなかった。
>「運動量が無くても、ボールをつないでミスをなくせば問題にはならない。」(第38節鳥栖vs横浜FC戦後 都並敏史監督記者会見コメント J's GOALより)
>「前からプレスをかけて、ラインを押し上げて、みんなでボールを拾うという、鳥栖の原点に戻ったこと。」(第38節鳥栖vs横浜FC戦後 岸野靖之監督記者会見コメント J's GOALより)
現代のサッカーに於いて、運動量が少ないのは問題である。
「人も動いて、ボールも動かす」
両監督のコメントを額面通りに受け取れば、認識の違いと甘さが、チーム作りや力量の差と言われても仕方無いだろう。
選手の能力は現在のJ2ではトップクラスだが、「個」の力で戦況を打開していく傾向は今後も続くだろう。
しかし、「個」だけでは勝てない。そこに、「チーム」として、「個」を活かしていかなければならない。
J1再昇格断たれた現時点に於いて、今季現時点での反省と問題点をはっきりさせ、今後の目標と指針、チームの方向性を明確にさせるべきでは...。
September 2008
【参照記事】
/J.LEAGUE
公式記録 2008Jリーグ ディビジョン2 第38節第2日 鳥栖vs横浜FC
/J's GOAL
Game Summary:2008 J2 第38節 鳥栖 vs 横浜FC(ベアスタ)
【J2:第38節 鳥栖 vs 横浜FC】ハーフタイムコメント
【J2:第38節 鳥栖 vs 横浜FC】岸野靖之監督(鳥栖)記者会見コメント
【J2:第38節 鳥栖 vs 横浜FC】都並敏史監督(横浜FC)記者会見コメント
【J2:第38節 鳥栖 vs 横浜FC】試合終了後の各選手コメント
試合詳細データ:2008 J2 第38節 鳥栖 vs 横浜FC
鳥栖 3vs2 横浜FC
【GOAL】鳥栖:35分 FW7廣瀬/48分 FW7廣瀬/86分 MF10高橋
横浜FC:28分 FW20池元/78分 FW16御給
【交代】鳥栖:45分 MF15鐡戸→MF24清水/77分 FW7廣瀬→MF6??地/84分 DF18野崎→FW9金信泳
横浜FC:54分 MF11三浦知→DF32山田/75分 MF18小野→MF17三浦淳/76分 FW14?゙永哲→FW16御給
【警告】鳥栖:43分 DF20内間/83分 DF5飯尾
横浜FC:39分 MF18小野/59分 DF6太田
≪鳥栖:4-4-2≫
------藤田--廣瀬------
------------------
--高橋----------鐡戸--
------------------
------船谷--島嵜------
------------------
--野崎--飯尾--内間--長谷川-
--------室---------
Reserve. GK:12浅井/DF:2柴小屋/MF:6??地/24清水/FW:9金信泳
≪横浜FC:4-4-2≫
------池元--?゙永哲-----
------------------
--滝澤---------三浦知--
------------------
------根占--小野------
------------------
--太田--吉本-エリゼウ-吉田--
--------小山--------
Reserve. GK:31大久保/DF:32山田/MF:17三浦淳/25須藤/FW:16御給
【参照記事】
【J2:第38節 鳥栖 vs 横浜FC】プレビュー:再び昇格争いの渦中に飛び込んだ鳥栖。「鳥栖らしく」を秘めて横浜FCを迎え撃つ。/J's GOAL
【横浜FC編】
前節vs熊本にて、ロスタイムの失点により、掴みかけていた流れを再び呼び戻す事は出来なかった。
上位チームに善戦した次の試合。
通常以上に集中して、挑まなければならない。
再び低迷の悪循環に陥るのか。都並監督の手腕に全てが委ねられる。
≪SYSTEM:4-4-2≫
------池元--?゙永哲-----
------------------
--三浦淳--------三浦知--
------------------
------根占--小野------
------------------
--太田-エリゼウ-八田--吉田--
--------小山--------
※出場停止:FWアンデルソン/FW難波宏明
前節vs熊本では、若手中心で挑んだが結果は散々。
今節ではベテラン勢の復帰が見込めるだろう。
問題はFW。FWアンデルソン、難波宏明が出場停止。FW池元友樹に掛かる負担は大きい。
コンビを組むのはFW?゙永哲or長谷川太郎のどちらかに。
また、最終ラインの連携の悪さも見られた前節。MFエリゼウのケガを考慮して、DF吉本岳史の起用があってもいいのでは...。
更に、ボランチ。DF小野智吉が本職では無い事もあり、守備面や連携で若干の不安がある。来季以降を見据えるならば、MF八角剛史の起用も選択肢の一つに。
今回も移動や強行日程による選手の疲労の蓄積など不安点もあるが、どのチーム条件は一緒。
選手の力量もあるが、チームとしての一体感や成熟度。そして、監督の手腕の差が大きい。
全てでは無いが、勝敗の差は紙一重か、それ以上か。
中4日で何処まで攻守の修正が図れたのか。
都並監督の手腕や采配を含め、監督としての力量全てが問われるかもしれない。
【参照記事】
[ 9/27(土)、28(日) J2リーグ戦:第38節 全体プレビュー ] 勝点50台に6チームがしのぎを削る。広島に続くのは。/J.League
【鳥栖編】
前節、広島が自動昇格圏内の2位以内を確定させ、1年でJ1再昇格が決まった。
残す自動昇格枠は1。
2位・山形~7位・甲府まで、勝点50台に6チームが犇めき合っている。
残り7~8試合。今季も、最後の最後まで縺れ合う事となる。
≪SYSTEM:4-4-2≫
------藤田--廣瀬------
------------------
--高橋----------船谷--
------------------
------鐡戸--清水------
------------------
--日高--飯尾--内間--長谷川-
--------室---------
メンバーは36節の九州ダービーのスタメンと予想。
変更点があるとすれば、
MF清水康也→島嵜佑
DF日高拓磨→野崎陽介
の2点辺りか。
バックアップにはDF柴小屋雄一、MF山城純也、レオナルド、石田博行、FW金信泳、谷口堅三などが居るので、穴が無い様に見える。
とは言え、主力クラスを含め現在3人程、負傷で戦線離脱している事もあり、バックアップも必ずしも万全とは言えないだろう。
今節は2位・山形が休みの為、現在5位の鳥栖としては勝点3を上げ、少しでも上位と差を縮めておきたい。
一つの勝利と敗戦で今後の展開が大きく変わってくる。
少ないチャンスを如何に掴み、結果に繋げる事ができるのか。
チームとして、一つの真価が問われる。
【参照記事】
【J2:第37節 熊本 vs 横浜FC】レポート:クラブ史上最高となる15,588人の観客の前で、終了間際の劇的ゴール! 熊本が横浜FCを下して今季初の連勝を飾る。/J's GOAL
[ J2リーグ戦:第37節 試合総括 ]広島のJ1リーグ戦昇格が内定。さらに混戦の上位グループ。/J.League
前節から中2日の強行日程で行われた“九州2連戦”の初戦。
最後の最後までゴールに拘った熊本に軍配が上がった。
横浜FCはDF山田卓也をケガで、FW三浦知良は疲労、FWアンデルソンは出場停止など主力を欠き、若手中心で挑んだ。
しかし、守備陣は終始、足が止まり、ボールを持っている選手や熊本攻撃陣に体を寄せる事が出来ず、為す術も無く。
試合の主導権を握るものの、攻撃が単調になりに、フィニッシュの精度やチャンスを生かせず、ゴールへ繋げる事が出来ない。
「中2日の強行日程」や「移動による疲労蓄積」など敗戦の弁も聞かれるが、言い訳にもならない。
日程や移動に関しては、フロントや監督を始めとするスタッフが打開策を講じる必要があったはず、何もせずに、それを敗戦の言い訳にしては身も蓋も無い。
一度、横浜に帰り、再び九州へ乗り込むのだが、日程が発表になった時点で、今回の熊本戦後は九州に留まり、鳥栖戦に向けた準備を整えた方が良かった。
次節の鳥栖戦でも、同じ事、同じ言い訳の繰り返しにならなければいいのだが...。
ちと遅くなりましたが、9月15日に行われた仙台カップの写真を掲載。
当初予定していた20枚から25枚に変更。
素人が撮ったモノなので、ブレたり、アングルが同じなのはご勘弁を。o(_ _*)o
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YAMA
YAMA
横浜FCサポ暦15年目(1999-)の宮城県人及び在住。
食う・寝る・遊ぶ・仕事が毎日の基本。
趣味は多々、興味は津々。
国道45号線から送る言葉の探求・黙示録-ROUTE45 Ver.2016-
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