【参照記事】
【J2:第16節 湘南 vs 横浜FC】レポート:攻守の役者が活躍し、湘南が第2クール白星発進。横浜FCは立ち上がりの攻勢を生かせず連敗を喫す。/J's GOAL


「今季最多失点」、「今季初連敗」と良い所無く、惨敗。


>「いちばん大きなポイントは、立ち上がりに失点しなかったこと。(中略)最初の1-0の攻防が、今日のゲームだったと言えるのではないか。」(J's GOALより 菅野将晃・湘南監督 試合後コメント)

湘南はここ数試合は早い時間帯に失点し、負けへ繋がってしまうパターンだった。

今節も試合開始早々から約10分間、横浜FCの怒涛の攻撃を受けるが、湘南守備陣に固さはあったものの、冷静に対応し、凌いだ。

“ピンチの後に、チャンスあり”とまでは言わないが、攻勢を凌いだ湘南が徐々にペースを掴み始め、反撃の狼煙を上げる。

そして、16分に湘南FW石原直樹の先制ゴールが生まれ、その後は終始、湘南が試合の主導権を握る。

都並敏史・横浜FC監督も後半早々から、DF太田宏介、FW御給匠、FW?゙永哲と積極的に交代のカードを切るが、全てが裏目となり、攻守のバランスを崩す事となる。

64分・FW石原直樹、71分・FW阿部吉朗、そして、78分にはO.G.を誘発してしまい、更には集中力を切らし、湘南に今季最多失点を喫してしまう結果に。

とは言え、決して良い場面が無かった訳ではない。

試合開始早々からの怒涛の攻勢や4失点後からの最後の力の振り絞り、1点を返したりなど。今後は攻撃時にこの様な展開を継続的に発揮し、更なる守備の再構築を図り、また次節に向け、今節の惨敗からの気持ちの切り替え、モチベーションやメンタル、コンディションを整えていきたい。


前節からの課題を修正してきた湘南。前節からの課題を修正仕切れなかった横浜FC。

今後の昇格戦線生き残る為には、この僅かな差が後に大きな差となる。

時間は無い。普段の練習で見えないこの差を詰めていき、試合で発揮できる事がJ1再昇格に繋がる。