【参照記事】
【J2:第22節 横浜FC vs 水戸】レポート:熱いプレーを冷静にコントロールした横浜FCが、前のめりになった水戸の隙を突いて、8試合振りの勝利を挙げる。/J's GOAL


勝利に飢えている状況下で、相手に臆する事無く、積極的に。そして、一歩でも前へ、上へ進んでいかなければならない。

しかし、その積極性は時には空回りとなり、チームとしてのバランスを狂わせたり、焦りを生む事となる。

「心は熱く、頭は冷静に。」

そんな言葉が当て嵌まるゲームだった。

試合開始早々から水戸がペースを握り、サイドチェンジを繰り返し、ゴールを狙うが、横浜FC守備陣は修正を繰り返し、対処する。

そして、35分。ボールを水戸守備陣から奪取すると、左サイドからのクロスに縦に抜けたDF中田洋介が反応、こぼれ球をFW難波宏明が冷静に決める。

その後から後半も水戸は積極的に仕掛けてくるが、横浜FC守備陣は冷静に対処し、1vs0で試合終了。


「内容」ではなく、「結果」が求められた試合を制した、横浜FC。

6月28~29日の第23節は試合が無く、7月6日の第24節vs草津まで、10日間空く事となる。

21試合消化し、7勝7敗7分。勝点28。得点28、失点28。

全て同じ数字が並び、スタートに戻った。

この10日で、もう一度修正点や課題を全て見直し、また自分や足元を見つめ直す良い機会かもしれない。

後半戦のスタートはもう既に始まっている。ここから、一気に上位へ、昇格戦線への巻き返しに期待したい。