【参照記事】
/J's GOAL
【J2:第18節 愛媛 vs 横浜FC】プレビュー:3連勝中の愛媛も、8試合勝利がない横浜FCも常に崖っぷちに立たされている。だからこそ、第2クールも前進あるのみ。(09.05.29)

/J.League
[ 5/30(土)J2リーグ戦:第18節 熊本 vs 鳥栖 プレビュー ] 九州ダービーで二巡目の幕開け。プライドをかけた好試合に期待。



【横浜FC編】
苦難と屈辱の第1クール。

「1勝12敗4分」。

開幕3連敗と過去最低の開幕スタートとなり、前半8戦未勝利。第9節vs水戸で1勝を上げるが、その後も6連敗を含む8戦未勝利。

浮上のキッカケを見出せず、掴む事もままならない。

GK大久保択生、FW西田剛、中野裕太ら若い選手が出番を徐々に増やし、経験も積んできた。

あとは、ベテラン勢との融合を図っていくのか。それとも、若い選手を積極的に起用し、成長と進化を促すのか。

第2クール以降を巻き返していくにも、一つの劇薬となる特効薬が欲しい。


≪SYSTEM:4-2-2-2≫
------池元--西田------
------------------
--小野----------根占--
------------------
-----鄭容臺--八角------
------------------
--片山--早川--八田--田中--
-------大久保--------


前節vs仙台にて、“4-2-2-2”から“4-2-3-1(or4-4-1-1)”へシステムを変更。

前半45分までは良かったが、DF戸川健太が負傷退場後はバランスを崩し、急造の最終ラインでは対処しきれず、スコアは1vs2と1点差ながらも、内容は完敗と言った処か。

その後の情報が一斉出てこないので何とも言えないが、一部情報によると「骨折の疑い」もあるとの事なので、大事を取って、今節は欠場が濃厚。

代役にはDF八田康介、吉本岳史のどちらかを起用。2006シーズンの再現を狙って、MF鄭容臺を最終ラインに組み込む事も予想される。

中盤の編成も流動的。

MF鄭容臺、根占真伍、八角剛史、須藤右介、小野智吉、三浦淳宏、加藤大志で争う形になるが、守備重視で本職ボランチを起用するか。サイドの崩しを積極的に促す為にもサイドアタッカーを起用し、バランスを取ってくるのか。

メンバー編成が鍵となる。

最前線は、前節ベンチ外だったFW三浦知良の先発起用も考えられるが、予想ではFW池元友樹、西田剛の2TOPと読む。

前回の対戦(第6節)はスコアレスドロー。

愛媛は3連勝中だけに、チーム状態は非常に良いだろう。しかしながら、主力クラスに負傷者が続出しているだけに、万全の状態とは言い難い。

とは言え、代役の選手もこの機会を逃さずにスタメン奪取の為にも必死にアピールしてくるだろう。

J2史上、過去最大の過酷なシーズン。

第1クール終了から1週間。攻守に渡り、何処まで課題を修正出来たのか。

第2クール初戦。横浜FC、愛媛に関わらず、全チームにとって、非常に大事な一戦となる重要なポイントを迎える。