【参照記事】
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【J2:第18節 愛媛 vs 横浜FC】レポート:第1クールの雪辱を期し、若手が勢いをもたらした横浜FCが愛媛の4連勝を阻止して幸先のいいリスタートを切る。(09.05.31)

/J.League
[ 5/28(木)、30(土)J2リーグ戦:第18節 試合総括 ] 湘南が得失点差で首位に返り咲く。横浜FCは9試合ぶりの白星。


最も過酷なリーグ戦は第2クールへ。

各チーム共、第1クールで浮き彫りとなった課題を修正しつつ、上位は昇格圏内へ足場を固め、中位は上位進出の為に、下位は巻き返しを図るべく牙を剥き始める。

更に、体力浪費の激しい夏場を如何に乗り切っていくのかが最大の鍵となってくる。


第1クールは僅か1勝しか出来ず、苦難と屈辱のスタートとなった横浜FC。

今までの過程を見直し、積み上げてきた経験を活かし、改めて再スタートを切るべく、強い精神力と気持ちの切り替えが重要となる第2クール初戦。

アタッキングサードでのチャンスメイクやゴールに繋がるプレー。セカンドボールを拾ったり、サイドチェンジを有効に活用したりなど、第1クールでは鳴りを潜めた攻撃の連動性が展開され、また試合の主導権を終始握り、内容でも愛媛を圧倒した。

GK大久保択生、FW西田剛、MF久富賢と言った若い選手が活躍し、チームに勢いを齎したのは言うまでもないだろう。

しかしながら、これで長いトンネルから脱した訳ではない。

第1クールでは苦しみながらも、積み上げてきた経験を結果に結び付け、大きなミスも無く、無失点。更に、今季最多3得点を上げた第2クール初戦。

このリスタートは最高であり、非常に大きい価値となる。

第18節vs愛媛を含み、第19節vs福岡、第20節vs熊本と、1週間で開催される3連戦。

愛媛戦での価値を活かし、今後の巻き返しを図っていく為にも、残り2試合でも「結果」と「内容」に拘っていきたい。