【参照記事】
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【J2:第49節 横浜FC vs 栃木】レポート:徹底した「若林大作戦」を冷静にしのいだ横浜FCが、エデルのゴールの1点を守り栃木へのリベンジを果たす!(09.11.23)

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[ 11/21(土)22(日)J2リーグ戦:第49節 試合総括 ] 優勝争いの天王山は仙台に軍配。湘南は昇格内定へ大きく前進。


ゲームの明暗とは、時に一つのミスで決まる事がある。

改めて、勝負の恐ろしさを垣間見た。

栃木はFW若林学にボールを集め、そこからのセカンドボールに対し、FW崔根植やMF河原和寿ら2列目以降の選手がチャンスとシュートを狙う。しかしながら、フィニッシュの精度が低く、ゴールネットを揺らす事が出来ない。

反対に横浜FCは自分達のスタイルである「中盤の組織的な守備から早い切り替え」、「繋ぎながら、イニチアシブを取る」サッカーを目指すが、ロングボールを主体とする栃木攻撃陣に手を焼いてしまう。

しかし、先制したのは横浜FC。

27分。栃木DF赤井秀行からDF米山篤志へボールが渡ると、FWエデルが米山に対し、積極的にプレッシャーを仕掛け、ボールを奪うと、そのままGK柴崎邦博と1対1になるが、冷静にゴールを決める。

後半になるとビハインドを背負った栃木は多少のバランスを崩して、積極的に何度もチャンスを作るが、最後までゴールネットは揺らす事が出来なかった。

横浜FCとしては、最後まで栃木のロングボール主体の戦術に嵌り、対応できず、自分達のスタイルやペースでイニチアシブを取る事はなかった。

この試合では改善点が判明しているだけに、残り2試合で修正を図り、来季に繋げる事が出来るのか。

その為にも、1試合でも多く、早く実行していく事が大事である。